人はなぜ遊ぶのかと聞かれた

科学っておおむね「なぜ」に答えるのではなく、「どのようにして」に答えるものだと思っています。
それはさておき、というかそれも踏まえ、
人のみが遊ぶのではなく、あらゆる生き物は直接的に生存に直結しない行動をとる。これが遊びの起源であろう。
むしろ生存に直結しない行動が豊富にあって、そのうち生存に直結する行動がママまあ適応的にあった種が生き残ったのであろう。
一方、人は自我を持ったことで、理由付けが可能になった。自我というメタ認知によって、「なぜ」がうまれた。
その立場からの「なぜ」はどんな利得があるのかと、遊びを支える生物学的メカニズムによって説明された気になれる。
利得的な意味としては、娯楽とリラックス、創造性の発揮、社会的なつながり、学びと成長、健康と運動などがあげられる。
一方、生物学的なメカニズムとしては線条体の勝手な、または予測的な活動が遊びを支えている。
とかなんとか答えた。

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