ゲーム関連トーク
最近の子どもの「脳の発育」について
最近の子どもはいい環境に恵まれていると思います。おもちゃやゲームは頭を使いかつ楽しいようにどんどん洗練されていますし、これからの学習教材は対話AI型になってますます勉強しやすくなるでしょう。脳を鍛えるには恵まれた環境だと思います。
子どもにとって脳活がもたらすメリットは?
子どもの時期にはワーキングメモリと言って、何かをちょっと記憶しながら、何かをこなしていく力が大きく伸びていく時期です。学校の勉強はワーキングメモリを育てるカリキュラムになっていますし、ゲームで遊ぶ時もワーキングメモリが盛んに使われます。実際、1万人近い調査で、9~10歳時点のゲームタイムが長い方が、二年後、頭の働きがよくなるといった報告もあります。
年配の方にとって
ワーキングメモリの力は20歳くらいをピークに低下し、60歳以降大きく低下していきます。これに伴って、あれ、これ、それが増えたり、何かをしに行ったのに何をしようとしたのか忘れてしまう、といったことが増えていきます。しかし、ワーキングメモリの力はトレーニングで回復しやすいので、年配者にとってこそおすすめです。
忙しい方に向けて、脳活を効率的に行うためのコツがあれば
ワーキングメモリの力を伸ばすには、より早くとか、難易度をあげていくとかが有効です。一方で、同じ問題を何度も繰り返し、スムーズに解けるようにすることでもワーキングメモリの力は上がりやすくなります。何より楽しく脳活することでやる気にかかわる線条体が活動しスキルアップが容易になりますから、楽しく遊ぶことが一番です。
家事
もちろんです。家事はあれをしながらこれをするとか、あれはちょっと置いておくとか、ワーキングメモリを盛んに使います。細かな家事労働の積算量が多い方が認知症のリスクが下がるといった報告もありました。
なぞなぞやとらんぷ
なぞなぞは問題を脳にメモしながら考えるわけで、ワーキングメモリを盛んに使います。解けて「あ、なるほど」となった時にはやる気にかかわる線条体が活性化します。記憶力おもちゃ、トランプ、しりとりなどもワーキングメモリを鍛えます。
経緯
ときどき「ちこちゃんにしかられて」で解説をさせていただいています。脳活系の本の監修も多いので、お声がけいただきました。
開発の主眼
ワーキングメモリをしっかり使うように、また楽しく線条体が活性化するようなゲームにすることを主眼としました。豆知識やコメントにも力を注ぎました
どういう人にゲームしてほしいか
子どもや年配者です。ただ子供の場合、頭の働きがよくなるといっても、それだけで勉強ができるようになるわけではありません。しっかり勉強の時間を確保することはだいじです。ゲームを始める前に、ゲームに一区切りついたら、次に何をするかを具体的にイメージしておくことがだいじです。そうすると切り替えがしやすくなりますし、そういう切り替えの訓練も立派な脳活です。
最近の子どもはいい環境に恵まれていると思います。おもちゃやゲームは頭を使いかつ楽しいようにどんどん洗練されていますし、これからの学習教材は対話AI型になってますます勉強しやすくなるでしょう。脳を鍛えるには恵まれた環境だと思います。
子どもにとって脳活がもたらすメリットは?
子どもの時期にはワーキングメモリと言って、何かをちょっと記憶しながら、何かをこなしていく力が大きく伸びていく時期です。学校の勉強はワーキングメモリを育てるカリキュラムになっていますし、ゲームで遊ぶ時もワーキングメモリが盛んに使われます。実際、1万人近い調査で、9~10歳時点のゲームタイムが長い方が、二年後、頭の働きがよくなるといった報告もあります。
年配の方にとって
ワーキングメモリの力は20歳くらいをピークに低下し、60歳以降大きく低下していきます。これに伴って、あれ、これ、それが増えたり、何かをしに行ったのに何をしようとしたのか忘れてしまう、といったことが増えていきます。しかし、ワーキングメモリの力はトレーニングで回復しやすいので、年配者にとってこそおすすめです。
忙しい方に向けて、脳活を効率的に行うためのコツがあれば
ワーキングメモリの力を伸ばすには、より早くとか、難易度をあげていくとかが有効です。一方で、同じ問題を何度も繰り返し、スムーズに解けるようにすることでもワーキングメモリの力は上がりやすくなります。何より楽しく脳活することでやる気にかかわる線条体が活動しスキルアップが容易になりますから、楽しく遊ぶことが一番です。
家事
もちろんです。家事はあれをしながらこれをするとか、あれはちょっと置いておくとか、ワーキングメモリを盛んに使います。細かな家事労働の積算量が多い方が認知症のリスクが下がるといった報告もありました。
なぞなぞやとらんぷ
なぞなぞは問題を脳にメモしながら考えるわけで、ワーキングメモリを盛んに使います。解けて「あ、なるほど」となった時にはやる気にかかわる線条体が活性化します。記憶力おもちゃ、トランプ、しりとりなどもワーキングメモリを鍛えます。
経緯
ときどき「ちこちゃんにしかられて」で解説をさせていただいています。脳活系の本の監修も多いので、お声がけいただきました。
開発の主眼
ワーキングメモリをしっかり使うように、また楽しく線条体が活性化するようなゲームにすることを主眼としました。豆知識やコメントにも力を注ぎました
どういう人にゲームしてほしいか
子どもや年配者です。ただ子供の場合、頭の働きがよくなるといっても、それだけで勉強ができるようになるわけではありません。しっかり勉強の時間を確保することはだいじです。ゲームを始める前に、ゲームに一区切りついたら、次に何をするかを具体的にイメージしておくことがだいじです。そうすると切り替えがしやすくなりますし、そういう切り替えの訓練も立派な脳活です。
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