わかれ云々

そもそも親しい人といたり、慣れた場所にいると副交感神経優位になりリラックスします。また親しい人の声を聴くとストレスホルモン、コルチゾールが低下し、絆や癒しにつながるオキシトシンの増加が起きます。
親しい人から離れると、こういうのがなくなるので、不安を感じやすくなったり、イライラしやすくなったり、癒しを感じにくくなったり、やる気が出にくくなったり、頭が働きずらくなったりする場合があります。

まとめると、親しい人や場所から離れることは、
① 別れのストレスでコルチゾール増、ノルアドレナリン増がおき緊張しやすくなる。
② 絆ホルモン・オキシトシンの分泌の低下をもたらし、安心感が失われ、またドーパミンが分泌しにくくなり、やる気の低下につながりうる。
③ 別れにとらわれると、脳のメモが占拠され頭が働きにくくなる。
④ セロトニン、ドーパミンなどのバランスが崩れ、うつや不安が生じやすくなる
⑤ 中年期の離別は認知機能の低下ともかかわる

幼児の保育園登園での別離不安が代表的ですが、大人でも起きます。死別など別離によるグリー不リアクションは有名です。
そんな時は、
安心感を与える: 安定した日常ルーティンを確立し、安心できる環境を提供することが重要です。子供の場合は、親が離れる時でも戻ってくることを理解できるように説明します。
少しずつ慣れさせる: 完全に離れる前に、短時間から徐々に離れる時間を延ばしていくことで、別離に慣れさせます。
感情の表現を奨励する: 不安や恐れを感じている時に、それらの感情を表現することができるように奨励します。子供の場合、彼らが感じていることを描画や物語で表現することを助けることができます。
ポジティブな思考を促す: 別離の状況をポジティブに捉えるように心がけ、不安な思考が頭をよぎったら、それをポジこうした状態からの脱却は、抗議⇒絶望⇒再編の段階で修復されていく、などといったりします。
ですかね。
ドラスティックな場合は、抗議、絶望、再編という過程をたどるとか