緊張すると爪かみや鼻ほじりが起きるのはどうしてなのか、どうすればなおるか

 ま、おじさんも結構な歳まで爪かんでたし、鼻ほじったりもしてたけどね。鼻ほじりなんかは、コロナの感染が3.8倍になっちゃうとか、いわれてやらないようにしてるけど、ちょっと鼻の入り口とかかゆくなると、こすったり、つまんだりは今でもしちゃうよね。

 さて、「緊張したら爪を噛んだり、鼻をほじったりしてしまうが、どうしてなのか?どうすればなおりますか?」に答えたいとおもいますけど、そのまえに、そもそも爪かみや鼻ほじりってどのくらい行われているのか、研究の一つをお話ししたいと思います。
 その、鼻ほじりをするとコロナに3.8倍かかりやすくなるっているのは、オランダのお医者さん、看護師さんとか医療関係者400人くらいを対象とした研究なんだけど、その中身を見ると、爪かみをしているのが男性で約37%、女性で32%、鼻ほじりは、男性でなんと90%、女性で83%だそうで、みなさんなかなか爪かんだり、鼻ほじったりしているようです。ちなみに鼻ほじりをする人はコロナにかかりやすくなっていたけれど、爪かみは感染に影響しなかったとか。
 ま、いずれにしても、いいおとなのお医者さんとか看護師さんとかで、3人に一人爪かみして、8,9割は鼻ほじりしているわけだから、無理に直さなくてもいいのかな、という気はしています。でも、コロナとか病気になりやすいんだったら、気を付けたほうがいいですかね。とくに鼻ほじりは。

 さて、質問は、なんで緊張すると爪かみや鼻ほじりをしてしまうのか、でしたね。
 それは爪髪とか、鼻ほじりとか、貧乏ゆすりとか、そういうの自己刺激行動、っていうんだけど、すると、線条体が活動してドーパミンなどが、繰り返して行っているとセロトニンなどが分泌を増して、ちょっと気持ちよく、ちょっと落ち着く
アンケートとかで聞くと、知らぬ間にかんでしまう、ほじってしまう、がおおいので、なんかしらないがやってしまうようですね。
 ほかにも、
① ストレスや不安の軽減: 緊張や不安を感じたときに、自己刺激行動を行うことで一時的に気持ちを落ち着けることができます。
② 習慣化: 幼少期から続けていると、無意識のうちに習慣化してしまうことがあります。
③ 感覚的な快感: 爪を噛んだり鼻をほじったりすることで、特定の感覚刺激を得ていることがあります。軽く気持ちいい
④ 退屈の解消: 何もしていないときに、手持ち無沙汰で行ってしまうことがあります。
こんなことが理由かな、と思われています。

 で、まだ、爪かみ、鼻ほじり、やっぱり、やめたい?
 そっか、そのうち、爪の手入れをして、爪をきれいに整えたり、つやを出したり、きれいに塗ったりし始めると、たぶん、かまなくなると思う。まあまあの長さになると鼻もほじりにくくなるし。爪の手入れをしていると爪に気持ちがいってるから、しらないうちに爪かむとか、鼻に指先入れるとか減りそうでしょ?
 
 でも、まあ、なるべくはやくやめたいってことなら、爪にこころというか、気持ちを持っていくようにするといいと思うよ。しらないまにしちゃうんだったら、知らない間じゃなくしちゃえばいい。
 そのためにね、これからしばらくの間、どんなときに爪を噛んでしまうか、どんなときに鼻をほじってしまうか、しっかり観察してほしいんだよね。
 どんなときにかじったり、ほじったりしてしまうのか、そのとき、手の筋肉にはどんな感じで力が入っていくのか、爪とか指先の感じはどうか。てが持ち上がって、指が口へ、爪をどの角度にして、口に運ぶのか、爪のどのあたりからかむのか、その時の力加減は、とか、言葉で説明できるように観察してほしい
 はなほじりのほうもかんさつしてほしい。どの指がどういう角度で入っていくのか、その時の力の入り具合は、とか。ね。
 そうすると、その観察だけでまあまあ止まるかもしれない
 細かく観察しながら、鼻ほじったり、爪かんだりってむずかしいからね
 ま、とまらんにしても、指とか爪とか腕とか、ちゃんと観察すると、しらぬまに爪かんじゃう、鼻ほじっちゃうは減るよ
 ためしてみてください

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