「もやもや」はどうして起きるの?どうすれば減るの?

寝る時に心が「もやもや」するときがあります。なんで「もやもや」するんですか?
どうしたら「もやもや」しないようにできますか?
あした起こりそうなイヤなことが思い浮かんで、もやもやする・・・
日記を書くとよく眠れることが多い・・・

こんにちは
そっか、あした起こりそうなイヤなことが思い浮かんで、もやもやしちゃう。そうだよね、そういうことはあるよね。おじさんも年中。
なんかいやな感じだったり、不安だったりするんだけど、なんでかわからんときとか。こういうときは、嫌な感じや不安にかかわる偏桃体は反応してるけど、記憶とかにかかわる海馬と結びつかんともやもや、とか。
「やらなきゃいけないんだけど、できなかった時とか」いろいろ整理がついていないと、前頭前野が変な活動をして、モヤモヤしがちだよね。
「なんかコーヒー飲みすぎたときか」「寝る前にはしゃぎすぎたときか」「すごいうまいことできすぎて興奮したときか」「昼寝しすぎたときか」、も、もやもやしがち
昼間だとなんか違うことしているうちに、もやもやわすれちゃうんだけど、ねるまえだとね。何か他に気が行くわけじゃないから、「もやもや」がなかなか抜けなくて、考えが「ぐるぐる」。めんどくさいよね。
それでぜんぜん眠れなかったとか思っても、脳波を調べてみると案外寝てたりするけど。

それにしても、すごいね。
日記を書くとよく眠れることが多いってもう気がついてるんだ。
それ、「もやもや」とか「ぐるぐる」とかを解消するいい方法のひとつなんだってさ。
実際、30日間の日記筆記で、なんかむかむかする胃や腸の不調とか、疲れた感じとか、むかつく感覚とか、沈んだ気持ちとか、モヤモヤやイライラにつながることが少なくなるって報告されています(関西大)。だから日記はモヤモヤせず眠るいい方法らしい。
だけど、WEB日記、ブログだね。ブログを書く量と心の健康さを調べた研究では、書く量が多いことと、心の健康がいまひとつなことが関係するんだって。この研究では、心が不安定だとたくさん書くのか、たくさん書くから心が不安定になるのか、よくわかんないけど、やたらに書きすぎるときは気を付けたほうがいいかもね。
もうひとつ、すごいところは、モヤモヤを「モヤモヤ」と名付けていること。これがすばらしい。なんか変な感じとか不調の原因に名前を付けると、モヤモヤを観察しやすくなるのね。あんなときにモヤモヤが出やすいか、モヤモヤは何が苦手か、ぎゃくにモヤモヤを元気にする、えさになりやすいことはなにか、名前を付けると切り離して観察できるから、モヤモヤを操作しやすくなるのね。
ほかにこんな時とか、これをした時とか、モヤモヤがあんまりなかったってことはある?・・・・・
たとえば、すごく体を動かした日とか。
お風呂にゆっくり入った時とか・・・
寝る前に心地い音楽を聴いた時とか・・・
うん、そんな感じの時にもモヤモヤは起きにくいらしいし、人によってもやもやが減る方法も違うから、観察するといいね。
 最近の研究で、いい感じに寝付いてぐっすり眠れるのは、若い人だと筋肉をしっかり使った日、高齢者だと筋肉をしっかり使って有酸素運動(ウォーキング、ジョギング)をした時なんだって。そうすると体が疲れて、メラトニンとか眠りにいざなう物質が多くなって寝つきがいい、モヤモヤする間もなく寝られる場合が増えるんだってさ。

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