"未分類"の記事一覧

信仰、陰謀論、詐欺、安倍晴明

 信仰とか陰謀論とか詐欺などは、ワーキングメモリの容量限界ゆえに生じる問題だと思っています。  ワーキングメモリが扱えるチャンクは「そのこと」「そのこと」「このこと」、せいぜい「その他」  この構造は、(主語)が(目的)によって(述語)した、程度の表現で得心しやすくします。  また、われわれは、この程度の表現でしか理解できないし、…
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緑色はなぜ目に優しいのか

緑色がなぜ目に優しいのかということですね。 結論から言うと、緑色はわずかな光でも見やすく、また白を含む他の色を際立たせやすいので、目に優しいといわれるんですね。 説明しますね。 光がいくつもの色からできていることは知っていますか。 光をプリズム、透明な三角柱ですね、このプリズムに通すと、虹のような色の帯があらわれます。紫から…
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子ども向け、やる気本、メモ

「おもしろい」「なるほど」「わかったぜ」を学習中にたくさん使おう うなずきを入れよう、口角を上げよう、眼輪筋を緩めよう 自分を褒めよう 最初は毎回ホメ、慣れてきたら、褒めるときとそうでない時をつくろう 特に学習後に「楽しかった~」「明日の学習が楽しみ」と言おう 家族や友達とほめあう仕組みができればなおよい(ほめは複数口がいい)…
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6月~

BSフジ「脳ベルSHOW」解説、BSフジ(月)22:00~22:55。 NHKラジオ「子ども科学電話相談」、日曜午前、夏・正月・春休みなど。 SBCラジオ「あさまる」、月一出演。 6月3日、10:50~19:00、授業 6月4日、11:00~石井先生、二人、都内 6月5日、都内 6月6日、コンソ採点 16:00~PSK …
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esportsで認知機能低下予防メモ

認知的な余暇活動が認知症の予防にかかわる 身体的な活動を行っている人の全認知症発症リスクは17%程度低くなっていた 社会的な活動では7%の低下 認知的活動(頭を使う活動)はさらに効果が大きく、23%の低下 アルツハイマー病に限ると、社会的活動の影響は認められず、身体的活動で13%の低下、認知的活動で34%の低下が認められた …
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緊張すると爪かみや鼻ほじりが起きるのはどうしてなのか、どうすればなおるか

 ま、おじさんも結構な歳まで爪かんでたし、鼻ほじったりもしてたけどね。鼻ほじりなんかは、コロナの感染が3.8倍になっちゃうとか、いわれてやらないようにしてるけど、ちょっと鼻の入り口とかかゆくなると、こすったり、つまんだりは今でもしちゃうよね。  さて、「緊張したら爪を噛んだり、鼻をほじったりしてしまうが、どうしてなのか?どうすれば…
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正夢は未来の映像が脳に入り込んだものなのか?

 正夢が、本当に未来の映像が入り込んできたものなら、こんな面白いことはないけれど、むしろ、脳が生み出した映像だって考え方が有力かな。  そもそも夢って、寝ている間に、昼間おきたこととか、昔の記憶とか、いろいろ考えたこととか、なんとなく予想したこととか、そういう記憶や思いの断片がランダムに刺激されて夢になってるとおもわれてるんだよね。記…
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心で考えるには言葉が必要だけど、言葉が生まれる前にはどうやって人間はものを考えていたのですか?

すばらしい質問ですね。言葉と思考の関係についての素晴らしい、そして難しい質問だと思います。  たしかに人が心の中で考えている時、言葉を使っていると感じられることがおおいですよね。今日は気持ちのいい天気だな、とか、○○ちゃんがああいったのは、きっとこんな理由からかな、とか。言葉で考えている。というか、考えを言葉でたどることができる。 …
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血は赤いのに血管はどうして青いのですか

 そうだよね。血は赤いのに何で青く見えるのか、とくに手首のところの血管とか、けっこう青く見えるから不思議だよね。  結論から言うと、あの青っぽい、青く見える血管ね、実は青くないんだよね。ちょっと暗い肌色。  今はね、実は青くないのを自分で調べる方法があるんだよね。パソコンとかで「画像の色解析」ができるページを探すの。スマホとかで…
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ギャンブリングに対する議論はずいぶん前からこんな感じです

現在のギャンブリングに対する議論はずいぶん前からこんな感じです。「病気です」キャンペーンの日本とちょっと違います。  ギャンブリング産業による負の影響の抑止対策は、Responsible Gaming(RG:責任あるゲーミング)と呼ばれている(Blaszczynski, 2004)。  RGには、顧客保護、従業員教育、環境整備と規制…
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ギャンブリング障害の外来プログラム

かつて久里浜医療センターで河本先生が行っていたギャンブリング障害の外来プログラミングについて、むかし「NHKカルチャーラジオ 科学と人間 中高年のための脳トレーニング 」で紹介したもの  まず第一回は、DSM-V(診断と統計のためのマニュアル)などにもとづいて診断を行います。 ①ギャンブルのことを考えることが多い(渇望) ②興奮を…
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4月12日~

BSフジ「脳ベルSHOW」解説、BSフジ(月)22:00~22:55。 NHKラジオ「子ども科学電話相談」、日曜午前、夏・正月・春休みなど。 SBCラジオ「あさまる」、月一出演。 4月12日、10:50~17:10、授業 17:20~打ち合わせ、ダイヤモンド社 4月13日、まーちゃん 4月15日、10:50~19:00、授…
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いわゆるギャンブル依存症を行動の原因のように語るのは間違っています

 コロナに感染したから熱が出る、だるい、せき込む、という話と、「ギャンブル症(☆)」だからギャンブリングをやめられない、問題がおきていても続ける、という話は同じではない。コロナは原因によって病気が定義されているが、「ギャンブル症(☆)」は状態によって定義されているだけ。だから「ギャンブル症(☆)」を原因のように語る説明は間違っている。 …
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あいかわらずよくわからん「いわゆるギャンブル依存」の解説記事を読んだのでちょっと書きました

本文の一部(と言ってもだいぶ)を引用しながら、ざっくりコメントを付けていきます。 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20240321-OYTET50002/ ギャンブル依存は「病気」であることが世界の常識となっています。米国精神医学会における精神疾患の診断分類、つまりガイドライン的存在であ…
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ひらめき云々

Q: デスクに向かって何時間も考え続けて煮詰まっている時、脳はどんな状況なのでしょうか? 考え始めや材料があって考えている最中は前頭前野を中心とする実行制御ネットワークが活性化します。何か課題を解こうとする時に活動するネットワークです。しかし、ここが活性化していられる時間は案外に短く、考えの種が尽きた感じの時には前頭前野はほぼ鎮静化し…
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わかれ云々

そもそも親しい人といたり、慣れた場所にいると副交感神経優位になりリラックスします。また親しい人の声を聴くとストレスホルモン、コルチゾールが低下し、絆や癒しにつながるオキシトシンの増加が起きます。 親しい人から離れると、こういうのがなくなるので、不安を感じやすくなったり、イライラしやすくなったり、癒しを感じにくくなったり、やる気が出にく…
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脳はどうやって成長するのか?学年があがるごとに、難しい問題も理解できるようになるのはどうしてか?

 脳はお母さんのおなかの中、妊娠3,4週目くらいに出来始めます。最初は神経管という管のようなものができ、これが脳と脊髄に分かれていきます。妊娠5週から20週くらいで脳は、大脳、小脳、間脳、脳幹などに分かれます。妊娠後期から生後にかけては、神経細胞どうしのつながりが強化されます。出産後の数年間で髄鞘といって、神経細胞から伸びてほかの神経細…
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寝る直前の記憶を覚えていないのはなぜ?

そういうのを「入眠前健忘」っていいます。 入眠は寝付くこと。健忘は忘れること。だから「入眠前健忘」は、眠りにつく直前の記憶が記録されにくい、あるいは全く記録されない現象を指します。入眠前健忘は、人が眠りに落ちるときにはほぼ経験する自然な現象です。  で、どうしてそんなことがおきるかというと、十分にわかっているわけではないですが、新し…
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人はどうして寝ないといけないのですか?

人はどうして寝ないといけないのかですけれど、寝ることが身体や脳、こころの健康にとって必要だからです。 具体的には、寝ている間に体や脳の細胞の修復と回復が行われます。それから、成長ホルモンが分泌されます。(成長ホルモンは、脳の下部に位置する下垂体前葉から分泌されるタンパク質質のホルモンです。)このホルモンは、骨の成長を促進し、筋肉の増加…
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子どもがチャレンジャーじゃないいですけど

①保守的な子供と新しモノ好きな子供との差は、脳科学的にはどうなのでしょうか? (遺伝的要素なのか、後天的な環境の影響なのかなど) 新規探索傾向の遺伝率は35%くらいで、共有環境の影響は0,非共有環境の影響が65%くらい。損害回避傾向は41%、0%、59%。  なので、なんかのきっかけで新しい店とか事柄にチャレンジしがちになる、…
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自然体験メモ

Corazon SSらは(2019)、自然体験に関する8年間に実施された研究をまとめ、自然体験はストレス軽減など心理学的効果、とりわけ情緒的な効果が十分に認められることを示しています。Atchley RAらは(2012)、4日間自然の中に浸ることで、創造性と問題解決課題のパフォーマンスが50%向上したことを報告しています。古典的な研究で…
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2月19日~

BSフジ「脳ベルSHOW」解説、BSフジ(月)22:00~22:55。 NHKラジオ「子ども科学電話相談」、日曜午前、夏・正月・春休みなど。 SBCラジオ「ラジオJ」、月一出演。 2月19日、13:30~、15:30~呉さん、岡林さん 2月22日、14:30~諏訪法人会 2月27日、9:00~江川先生 2月28日、12:…
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パチンコ、スロットと認知機能

わたしたちの実験でトレパチやパチンコで遊ぶことが認知機能の低下予防に役立つ可能性が指摘できます。あれこれ考えながら打つと、脳トレではターゲットとなる前頭前野が刺激されますし、当たって楽しいとやる気に関係する線条体などが活性化するのでおすすめです。 健全に遊んでいる70代パチンコプレーヤーの認知機能も高い。in print 2024…
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健康マージャン

余暇活動が認知症のリスクが低いこととかかわることが報告されています。 身体を動かす余暇活動では全認知症のリスクが17%程度低く、 社会的な活動を行う余暇活動では7%、 頭を使う余暇活動では23%の低下が報告されています。 健康マージャンは頭を使う余暇ですから認知症のリスク低下も期待できます。 実際、麻雀を行っているときの脳活動…
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お勉強問題

学力の50%は遺伝要因で説明できます。 論理能力、空間認知力は70%くらい 音楽だと90%くらい その一方で、ものごと素質や才能じゃないと思っている人の方が伸びます。 しかし、そういう努力する力、やり抜く力など、いわゆる非認知能力も遺伝の影響が50%程度です。 なお環境の影響は人を似せる方向ではなく、似せない方向に働きますから…
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がまんは毒、汚い言葉も使いよう

がまんは毒  がまんは毒だし、意志力には容量がある。堪忍袋には大きさがあり、堪忍には限界がある。 フロリダ州立大学の心理学者ロイ・バウマイスターは「自我の消耗」論をとなえています。自分の力でがまんするなど、自我の力を使う事柄には、一定の限度量があると主張しているのです。 彼らは、焼き立てのチョコレートチップ入りクッキーをのせた皿の…
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